結婚や妊娠・出産をするまでは、
自分のことだけを考えていればよかった。
次の休みはなにをしよう?
長い休暇はどこに行こう?
得たお金をどう使おう?、、、、、。
それが結婚して、生活を共にする人ができると、
相手に合わせすぎて、「自分の時間がない〜」と思うこともある。
子どもが生まれると、
ますます自分の時間がなくなると感じる人もいるだろうし、
その上に仕事もとなると、
時間に追われる。家のこともおろそかになる。
夫婦のコミュニケーションも減る。
不満や我慢していたことが大爆発する。。。。
程度の差はあれ、誰もが通る道ではないのかなと思います。
そうなったときに、どうするか、の話。
どれが良いとか悪いを言いたいわけではなく、
いろんな選択肢の中から選べますよね、という話です。
正社員として働いていたとしたら、
育休を経て、復帰。
とにかく時間に追われるかもしれない。
みんなより早く帰ったり、
子どもが体調を崩してお迎えに行かなければならないときに、
罪悪感を感じることもあるかもしれない。
働き方を変えてみる。
一度休んで、週に何日とか、1日何時間かで働く。
家のこととももわりと両立しやすい。
世帯としての収入が減ることもあるので、
大きな買い物(お家)とかを考えている方は
ダンナさんとよくよく話し合う必要がある。
そして、外の仕事はせずに
子ども、夫の世話と、家のことをする。
ダンナさんががっちり稼いでくるタイプであれば、
そして、女性がそういうのが「好きでわたしの喜び」なのであれば
この関係も素敵です。
一見すると、
働き方とか、外側のことを整えることで解決しそうにみえる。
けれども、、、
自分の内面の葛藤とどう折り合いをつけていくかが、真の課題。
仕事も家のことも完璧にこなしたい。
けれどもそうできていない自分にイライラして、
夫婦のコミュニケーションがうまくいかなくなる。
完璧主義で物事を思い通りにコントロールしたい人にとっては、
家事や育児、仕事との両立はストレスにもなる。
そもそも、なんでそんなに完璧にこなしたいと思うのか。
そうしないと、周りから認めてもらえないと思ってない?
そう思っている自分と向き合ってみる機会でもある。
働き方を変えた人は、それまでバリバリだった人ならなおさら、
働かないことへの罪悪感、
社会的に価値を生み出してないわたしには
価値がないと思うこともあるだろう。
自分が信じて疑わなかった信念を疑ってみる機会になる。
外へは働きに出ず、
家族のケアをしようと思った人も、
夫とのコミュニケーション不足の寂しさから、
子どもへの過干渉・過保護をしてしまうかもしれない。
どんな働き方も育児も、家事との両立も、
内面の葛藤を乗り越えたら、
満足度が高くなる。
逆に、このことから目を背けていたとしたら
ダンナさんがたくさん稼いできてくれて、
お家のことをボチボチやって、
時々お友達とランチしてたとしても、
なんかモヤモヤする。
何を選んでも正解は人の数だけある。
周りの人と比べて優れている劣っていると
一喜一憂するのではなく、
数年かかっても
自分にとって、家族にとって
「しっくりくるスタイル」
が見つけられたらいい。
もしかしたら女性は、男性と比べると
妊娠出産子育てなどで、
自分の抱えている葛藤と向き合う機会が多いかもしれない。
そのことを「マイナス」に捉えると、
女性は損だと感じるし、
逆に、「プラス」に捉えると、
女性は自由だと思うだろう。
せっかくオンナに生まれてきたんだもん、
どうせ死ぬまで生きていくなら、
自分を制限しているモノから自由になって、
働くことも、家のことをやるのも、
家族をケアするのも、
自分でどうバランスをとっていくのか選べたらいい。
仕事が、
お金が、
保育園が、
家庭との両立が、、、、
抱えている葛藤は人それぞれあれど、
そこを経て、
わたしたちは自由だったことに気づいていく。
だから。
大いに悩んで
憤りを感じて、
嘆いててもオッケーなの。
その先に、自由があるよ。
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